【願望】再アニメ化＆パチンコ化希望！　今年節目の周年を迎えるジャンプの名作!!【妄想】

昨年末、尾田栄一郎先生による人気マンガ『ONE PIECE』が、WIT STUDIO制作のもと新たなアニメシリーズ『THE ONE PIECE』として再始動することが発表されました。作品はNetflixなどで配信される予定とのこと。

近年では『THE FIRST SLAM DUNK』『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』など、過去の少年ジャンプ作品の名作が続々と再アニメ化されており、今年は「キン肉マン」がアニメ化40周年を記念した新シリーズ『完璧超人始祖編』が、そして「北斗の拳」も生誕40周年を記念した新作アニメの制作が発表されている。

北斗の拳ティザーキービジュアル — 「北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-」ティザーキービジュアル　(C)論尊・原哲夫/コアミックス, 「北斗の拳」製作委員会

過去の名作を現在の技術で甦らせてくれる試みは非常にありがたい。ジャンプさんには引き続き頑張ってもらうとして、ここで僕が最も再アニメ化、さらには勢い余って一気にパチンコ化まで希望する作品がある。今年連載開始から40周年を迎える『きまぐれオレンジ☆ロード』だ!!!

まつもと泉先生原作の『きまぐれオレンジ☆ロード』は1984年に週刊少年ジャンプで連載が開始され、2024年で40周年を迎える。

本作は見た目は普通の青年だが、実は超能力を持つ主人公・春日恭介と、元不良でアイドル級の美貌を持つ少女・鮎川まどか、そして、まどかの幼馴染みで恭介に好意を抱く檜山ひかる、この三角関係を描いたラブコメ漫画だ。1987年からはテレビアニメ化され全48話が放送された。

きまぐれオレンジ☆ロードの魅力

アニメ放映時点で小学生の低学年だった僕が、何に惹かれて本作品を夢中で見ていたのかは謎（三角関係など、恋愛要素を理解して見ていたのか？）。　大人になった今振り返って、本作の魅力を端的に紹介！

まずはメインヒロインの鮎川まどかの魅力！　『ストップ!!ひばりくん!』などと共に、当時のジャンプ美少女路線を決定づけ、日本における初期ツンデレキャラクターの代表例として知られています。当時のアニメ雑誌の人気投票でも上位に君臨！　声優はブルマやドキンちゃんとしても有名な鶴ひろみさんでした。残念ながら鶴ひろみさんは亡くなっているので、もし再びアニメ化されるならば、鮎川まどかの声のキャスティングは非常に重要なポイントです。

2つ目は80年代感＆トレンディ感。舞台が80年代なので当たり前ですが、その時期がドンピシャな世代ではない僕から見ると全部がレトロかっちょいい。全体的なトレンディドラマ感も好き。物語に明確な軸がなく裕福（海でのスキューバダイビングや冬はスキー）。その幸福を享受しながら、恋愛においては不確かな関係を続ける……というモラトリアムを描いてる点が、この作品以後に流行するトレンディドラマに似た構造に。ここに超能力要素を足しているのがミソ。

3つ目は圧倒的な楽曲の良さ。特に好きなのは第１期主題歌の「NIGHT OF SUMMER SIDE」。「春日恭介、青春してます」のクソダサポエムから繰り出される、今のアニメなら許されないだろう驚異の全編フラッシュカットOP。ほぼ、ひかるとまどかのプロモーションビデオで、最後にタイトルロゴが登場！　1983年の杏里「キャッツ・アイ」、H2O「想い出がいっぱい」（アニメ『みゆき』の主題歌）がアニメとのタイアップでヒットしたことを契機に、80年代中頃から各大手レコード会社がアニメ関連の音楽制作にも力を入れるようになった際の名曲。これ以外の関連曲もすべていい！